【初心者ライダー必見】ツーリングの楽しみ方!装備や服装も解説!

”旅に出たくありませんか?”

バイクを購入したらツーリングに行きたくなりますよね。

普段は通勤にバイクを使っている人も、愛車と一緒に日常から切り離された時間を体感したいと思いませんか?

バイクでしか体感できない旅が、かけがえのない人生に刺激を与えてくれます。

しかし、事故に遭ったときのリスクが非常に高く、二輪車の死亡事故統計は以下の通りです。

引用:警視庁2021年統計

安全で快適なツーリングを楽しむためには、装備を充実させたいところですね。

ドラクエで、こんぼうと布の服で魔王に挑む勇者はいないですよね!

この記事では、バイクを運転する際に必需品となる装備をご紹介します。

素材によって汗の発散性や保温性が違うので、自分に合うものを探してみましょう。

バイクにまたがりアクセルを開けると、どこまででも行けそうな気がする。そして実際に「行ける」。

そんな素晴らしい乗り物に乗って小旅行を楽しみましょう。

目次

初心者におすすめしたいのはショート×ソロツーリング

ソロツーリングをオススメする理由は、自由気ままにマイペースで走れるところですね。

慣れない長時間のライディングは疲れてしまうので、ショートツーリングから始めてみるのがベターです。

気分転換にふらっと温泉に行くのもアリ。自分の時間を自由に使えます。

現地の人や同じ境遇のライダーと交流するのもソロツーリングの醍醐味ですね。

立ち寄ったお店で美味しい食べ物を買い、景色の良い場所で食べるのも非日常感があります。

1人で知らない土地に行くと、普段より周りを良く見ます。

いつもと違った世界が見えてくるかもしれません。

また、外部からヘルメットの中は見えにくく、大声でカラオケしていても問題なし

運転中のライダーの70%はカラオケしています!(独自調査より)

その他に、以下のようなツーリングの種類があります。

・長距離こそ旅行!!【ロングツーリング】
・気の合う仲間と!!【マスツーリング】
・美味しいを求めて!【グルメツーリング】
・自然と触れ合う!!【キャンプツーリング】

楽しみは無限大ですね。

ツーリングの計画の仕方

誰とどこに行くか計画するのは旅の醍醐味ですよね。

ソロツーリングであれば、目的地を決めることなく自由気ままに行くことも可能です。

マスツーリングの場合は、一緒に行く人たちと話し合うのもまた一興。

シニアの方でも、学生時代を思いだす方もいるかも!

計画的にツーリングをしたい場合は、まず目的地を決めましょう。目的地を複数決めても楽しいですね。

次に、ルートを決めましょう。地図やGoogle Mapを使って目的地までの道のりを考えます。

「海沿いを走りたい」「市街地を避けて気持ちよく走りたい」など、希望をふんだんに取り入れましょう。

ルートが決まると、目的地までの到着時間の目安がつくので、出発時間(集合時間)を決めましょう。

実際にツーリングに出発すると、計画通りにいかないことが多々あります。

個人的には「計画通りに事が運ばない」この事実こそツーリングの境地だと考えます。

普段通らないルートや新しい景色など、新発見の連続。

日常生活では味わえないような刺激がたくさんあり、控えめに言って最高ですよ。

ツーリングのための服装選び

昔堅気な人には「バイクは漢の乗り物だ」と言われていましたが、最近では女性ライダーも増えてきました。

相乗効果でカジュアルな装備が増え、私服で着用できるようなものも。

楽しいツーリングは服装選びから始まります!

以下で服装を選ぶポイントを紹介します!

半袖・半ズボンは✕

バイクに乗るときは長袖・長ズボンであることは必須です。

たまに半袖・半ズボンのライダーを見かけますが、直射日光をノーガードで受けてしまい、バイク本体も発熱するため、やけどの危険性が増します。夏場でも長袖・長ズボンが◎。

最も危険性の高いのは、転倒してしまった場合や、飛び石があった場合に怪我をしてしまうリスクが大きいので、服装には注意してツーリングに望みましょう。

更に安全性を求めるならば、プロテクター付きのジャケット・ボトムスが売っています。

お気に入りのジャケットでツーリングに出かけたい方にも後付タイプのプロテクターもあるので、導入することをオススメします。

ダボダボコーデはNG

車と違ってバイクは着の身着のままで運転するので、ルーズな格好をしていると運転しづらいです。

なぜなら洋服がヒラヒラしてしまい、車体や街路樹に引っかかってしまうことがあるからです。お気に入りの洋服が破れてしまうとショックが隠せないですよね。

さらにダボダボの服装だと表面積が大きくなってしまいます。走行中の風を受ける面積が大きくなり、たくさんの抵抗を受けるので、車体が振られてしまうことも。

スタイリッシュに格好良く乗りたいものですね。

防風対策をしておく

初秋や春先など、肌寒い季節には冬ジャケットを着用しているライダーは意外と多いんです。

理由としては、バイクに乗っていると「思ったより風が強い」ので、体感としては寒く感じます。

いわゆる風冷え(かざびえ)というもので、一般的に風速 1m/sで体感温度は1℃下がると言われています。(リンケの体感温度についてはこちらのURLを参照ください。

もちろん、昭和の仮面ライダーのようにマフラーを巻いて運転するのは危険なので、ネックウォーマーやインナーソックスなどの風になびくことがない、タイトに暖めてくれる防寒具を使用しましょう。

ツーリングに必要な装備

こちらでは、ツーリングに必要な装備を紹介します。

ヘルメット

ヘルメットを選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。

・「PSCマーク」or「SGマーク」:国が定めている安全基準を満たしている
・使用範囲が適正か:126cc以上のバイクでは使用できないヘルメットがある。
特にハーフ型はほぼ使用不可。

また、ヘルメットの種類には以下の5種類あります。

バイクのスタイルによってヘルメットを変える玄人もいるので、好みの種類を選択することをおすすめします。

・フルフェイス型
・ジェット型
・システム型
・オフロード型
・ハーフ型

特にハーフ型はほぼ使用不可になっているものが多いので、選ぶ際には注意しましょう。

警視庁調べの「バイク死亡事故における損傷の部位割合」では、頭部 48%、胸部 27%となっています。

自分の体を守ってくれる砦です。ネットで安いのなら何でもOK・・と考えず、きちんと選びましょう。

ライディングジャケット

ライディングジャケットを選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。

・袖口の仕舞い
・プロテクター付き
・ベンチレーション付き

基本的に長袖が多く、運転しやすさを考え、袖口をキュっと締められるようになっているものが多いです。

ジャケットは防風、防寒対策の他、肘・胸・肩・脊髄にプロテクターが入っているものがあり、転倒時の怪我予防にもなります。

春夏シーズンと秋冬シーズンで使い分けするパターンが多いでしょう。大抵のジャケットはベンチレーション(※通気できる構造)が付いており、体温調節もある程度可能なのでありがたいです。

もちろん、大人気の革ジャンもキマります。近年では通気性を考慮した商品も出ているので、気になる方はチェックを。

中には電熱ジャケットというヒーター付きのジャケットも販売されているので、寒い時期にはオススメです。

ライディングブーツ(シューズ)

ライディングブーツを選ぶポイントは以下の通りです。

・シフトガード付き
・くるぶしが隠れるもの
・靴紐が無いタイプ

マニュアルの車両だと、左足でシフトチェンジをする際にシフトベダルを操作するため、先端にシフトガードが付いているものがおすすめです。

建設現場などで使われる「安全靴」は『つま先ガードが付いているのでいいんじゃない?』と思われる方もいるようですが、バイクに乗る際にはくるぶしが隠れるものが良いでしょう。

くるぶしが丸出しだと事故で怪我をした際に大怪我を負う可能性が高いためです。

また、くるぶしが隠れていると防風対策にもなり、一石二鳥ですね。OEM品など安価な商品もあるので、靴をもう一足購入するくらいの気持ちで用意しましょう。

靴紐が付いているタイプもありますが、ほどけた際にチェーンに巻き付くリスクがあるのでオススメはしません。

グローブ

グローブを選ぶポイントは以下の通りです。

・指が動かしやすいこと
・ナックルガード付き

ハンドル・アクセル・クラッチなどの操作といった、運転に直結する部分です。

操作性が悪いと運転に支障をきたすので、指を動かしやすいものを選びましょう。

バイク用のグローブは、ナックルガードが付いているものが多いです。これも転倒時のダメージを軽減させる目的があるので、付いているものを選ぶといいですね。

防寒対策としてインナーにもう一枚薄手の手袋を付けて運転する方もいますが、はじめからインナーグローブが付いているタイプを選ぶと指の運びに影響しにくいでしょう。

こちらも電熱グローブがありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

応急処置キット

応急処置キットを選ぶポイントは以下の通りです。

・汎用性重視
・基本工具はマスト

特定の用途に使うものより、多用途で使えるものが良いでしょう。

例えば「タイラップ(結束バンド)」は小さく収納できるため、複数持っていても邪魔になりにくいものの、ボルト折れや部品割れが発生した際に結ぶなど汎用性が高いのでオススメ。

レンチ(モンキー)、プラスドライバーなどの車載工具プラスアルファを持っていると良いですね。

ビニールテープ、ヘッドライトの替え球、パンク修理キットを積んでおくとより安心です。

ツーリングを楽しむコツ

ツーリングを楽しむためのコツを5つ紹介します!

不安要素は排除しておこう!

ソロツーリングであれば「故障したらどうしよう」と不安な気持ちになるかもしれません。

しかし、最低限の工具を持っていけば、簡易的な補修をして延命措置を取ることも可能です。

バイクを動かせる状態まで持っていければ、途中でバイク屋さんに寄り、運行継続の可否判断をあおぐのも良いと思います。

自分で対応するのが不安な人は、ロードサービスに加入しておきましょう。

保険に付帯しているものや「JAF」が代表的ですが、【Zutto Ride】というバイクのロードサービス・盗難保険に特化したサービスもあります。

見積もりは無料なので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

また、出発時にガソリンは満タンにしておきましょう。

山道などバイクで走りやすい場所はガソリンスタンドが少ない傾向にあります。

長距離を走る場合は小まめに燃料の残量チェックをすると良いでしょう。

不具合は解消してから走ろう!

「エンジンから異音がする」「ハンドルのガタツキが大きくなってきた」などの異常がある場合は、ツーリング先でバイクが動かなくなる可能性があります。

事前にバイク屋さんに行き、不具合点を相談してみてください。

バイクの故障は事故に直結してしまうことが多いので、普段と違う兆候があれば点検してもらいましょう。

旅先での出逢いに感謝しよう!

「ツーリングに行った先で」「休憩中の道の駅で」たくさんの出逢いがあります。

特にソロツーリング時は、同じ境遇のソロライダー同士、話に花が咲きますよね。

自由を求めてソロツーリングに出かけても、やっぱり人と会話をしたいもの。

遠方から来ている人や日常では遭遇しないような人と一期一会の出逢いを楽しめることでしょう。

もちろん、相手の迷惑にならないように、マナーとモラルを守って無理に話しかけないようにしましょうね。

旅先で写真を撮ろう!

素晴らしい景色と愛車の写真を撮ることは、ツーリングの醍醐味の一つ

スマホ・タブレットやガラケーを持っている人はほぼほぼカメラが付いていますよね。

写真を友人・家族とシェアするもよし、写真展に応募してみるもよし、SNSにアップするもよし。

写真とともにお菓子などのお土産を持って帰るのもいいですね。

お土産を食べながらおみやげ話をするのもGood

ベストスポットを見つけよう!

自分にとってのベストスポットを見つけ、仕事やプライベートで行き詰まったら訪れる場所を決めておくと気分転換になります。

オススメは森林浴ができる山と海岸線

木々が放出する「フィトンチッド」という成分は疲労回復・鎮静効果・脳内α波を増やす効果があります。

また、広い海を見ると自分のちっぽけな悩みなんて・・と思い直すことができるでしょう。

非日常の空間で心と体をリフレッシュして、元気をチャージしましょう

まとめ:準備を整えてツーリングを楽しもう!

こちらの記事では、ツーリングを楽しむための装備や服装を解説しました。

  • 初心者にはソロ×ショートツーリングがオススメ
  • 旅の計画するのも楽しい。

服装の注意点は以下のようになります。

  1. 半袖・半ズボンやダボダボの服装はNG
  2. 防風対策する

ツーリングの必要な装備は以下の通りです。

  • ヘルメット
  • ライディングジャケット
  • ライディングブーツ(シューズ)
  • グローブ
  • 応急処置キット

楽しむコツとしては以下の4点をあげました。

  1. 不安・不具合はなくしてから出発
  2. 出逢いを楽しむ
  3. 写真を撮ろう
  4. ベストスポットを見つけよう

日常では得られないたくさんの出逢いと別れが人生に刺激を与えてくれます

楽しいバイクライフを送るには、セーフティライドが必須条件です

ただ移動するだけでなく、目的地に至るまでの適度な緊張感と道中の苦労を乗り越えた達成感がヤミツキになりますよ。

装備や服装を充実させ、より良いバイクライフを送り、楽しみの多い人生にしましょう!

バイクの選び方に悩んだらこちらの記事を参照ください。

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この記事を書いた人

25歳、29歳で長男・次男が産まれ、父親なりに育児を勉強し、携わってきた経験をお伝えします。
本業とは別に、ボクシングのトレーナーをしています。
建築士の資格を持つ奥さんに影響され、建築を勉強中。
大人になって読書の楽しさに気付く。
「過去に学び、伝える」をモットーにしています。

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