就職・転職先の勤務形態が三交替勤務だけど…実際どうなんだろう?
学生時代のように夜は寝て朝に起きる生活に慣れていると、戸惑いを隠せないでしょう。
この記事ではこんなことがわかります。
・三交替勤務の特徴
・三交替勤務のメリット
・三交替勤務のデメリット
この記事では三交替勤務の特徴を紹介し、メリット・デメリットを徹底解説します。
この記事を読んで、就職を決めるにあたりご自身のスタイルに合っているか、検討できる材料になると嬉しいです。
三交替勤務とは?
まず三交替勤務とは、1日24時間を3分割して8時間ごとに区切った勤務時間で仕事することを指します。
勤務先によって違うことがありますが、「朝→昼」「昼→夜」「夜→朝」の勤務をローテーションしているため、常に職場に人がいます。
少なくとも4直(班)必要なので、1直当たりの人数は少ないところが一般的でしょう。
24時間稼働している工場や看護師・インフラSE・コンビニなどでも採用されている勤務形態です。
「シフト勤務」と呼ばれることもあります。
三交替勤務のメリット
さっそく三交替勤務のメリットを見ていきましょう。
残業が少ない
三交替勤務では決められた時間、決められた業務を行うことが多いです。
そのため定時上がりできることが多いので、仕事終わりの予定が立てやすくなります。
残業の多い仕事と比べて業務量に押し潰されるストレスは少ないのは大きなメリットですね。
ワークライフバランスが整いやすいですね。
給料が高い
三交替勤務では夜勤があるので「深夜勤務手当て」や「交替勤務手当」があります。
多くの企業で深夜勤務手当は25%割増になるため、時給1,000円なら1,250円となります。
8時間勤務するとして、1日10,000円貰える計算となります。
20日全て夜勤だとして200,000円、そこから基本給や職能給がプラスされるのでかなり大きいですね。
他にも年末年始などに勤務手当が出ます!
希望の日程で休みが取得しやすい
三交替勤務は人数さえ足りれば問題ないので、希望の日程で休みが取得しやすいんです。
業務量や内容によるかもしれませんが、休んだ時に個人の仕事が溜まらないのは大きなメリットですね。
子どもの発表会が平日でも問題なし!
平日の日中に出かけられる
三交替勤務では平日の日中に休みが当たることが多く、病院や銀行に行きやすいことも大きなメリットです。
私は平日旅行が大好きで、よく行ってました!
平日は旅行の宿泊先のプランが安かったり、レストランのランチが食べられるなど、お得なこともたくさん。
人気のテーマパークやカフェなどの混雑する場所でも、日中であれば人が少ないのでストレスフリーに動き回れます。
行列に並ぶのが苦手な自分は嬉しいです!
三交替勤務のデメリット
三交替勤務のメリットを紹介してきましたが、ここからはデメリットを紹介しましょう。
生活リズムが乱れやすい
三交替勤務では早朝・深夜など勤務時間がバラバラで、勤務のローテーションがあるため同じ時間に寝られません。
これが一番ツラいです。
生活リズムが乱れると不眠症や自律神経の乱れによって、感情コントロールが上手くいかなくなったりする場合があります。
これを自律神経失調症といいます。
うつ状態になってしまうこともあるので、不調を感じたら病院を受診しましょう。
友人・家族と時間が合いにくい
三交替勤務では土日祝日も関係なく仕事しているので、交替勤務をしていない友人・家族との予定が立てづらくなります。
実家暮らしであれば、家族とご飯を食べる時間も違えば寝る時間も違うためストレスを感じやすいでしょう。
すれ違いが起きやすいですね。
早朝出勤だと朝がツラい
私の経験では、早朝出勤時がツラいです。
前の時間で働いている同僚からの引き継ぎが必ずあります。
引き継ぎの時間を含めて30分前には出社しておきたいので、朝早くに出社することが多いです。
例えば7:00から業務開始であれば6:30には出社して引き継ぎ・準備を行うので早めの行動が必要です。
夜勤がキツイ
三交替勤務では定期的に夜勤せざるを得ません。
日中寝るのがツラいことや夜間はどうしても眠いので、起きて仕事をするのは精神的に大きなストレスです。
昼間に寝ようとした際、道路工事していたら発狂しそうになります。
やりがいが少ない
三交替勤務での仕事は基本的にマニュアルが整備されているため、自分がなにかを生み出すクリエイティブさが求められません。
常に変化を求めたい人にとっては拷問のように感じることも。向き不向きがあるのは間違いありません。
三交替勤務は大変だけど得るものも多い
この記事では、三交替勤務の特徴とメリット・デメリットを紹介しました。
三交替勤務の特徴・概要は以下の通りです。
三交替勤務のメリットは以下の通りです。
反対にデメリットは以下の通りです。
職場環境によって大きく左右されますので、実際に仕事してみないとわからないこともあります。
環境が合わないと感じたら、まずは誰か身近な人に相談してみましょう。
悩んでいたことを言葉にすると気がラクになることもありますので、一人で悩まないでくださいね。
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