【父親として】 『あんなに あんなに』 と人生観【ヨシタケシンスケ】

詰まっているのは、家族の時間。

いつか大人になるきみへ、むかし子どもだったあなたへ。

あんなに あんなに  ポプラ社(帯紙より)

この本のすべてがこの一文で明確に表現されていると感じます。

ヨシタケシンスケさんの気持ちのこもった絵と、少ない文字数ではあるもののピンポイントに伝えてきます。

読んだ感想を簡潔にまとめると、

子どもと親の時間はあっという間に過ぎゆくもの。
今という時間を大切にしよう。

 

というメッセージがひしひしと伝わってきます。

私はこの本を涙なしで見ることができませんでした。

あんなにおもちゃを欲しがっていたのに、あっという間にもう放置。
あんなに小さかったのに、あっという間にもう大人。
あんなに親にすがっていたのに、あっという間に反抗期。
あんなにケンカしていたのに、あっという間に親に。
あんなにケンカしていたのに、あっという間に親に。

 

小さかった頃の楽しい時間や思い出も、あっという間に過ぎていきます。

父親として、子どもに与えられるのは限られていますが、子どもにとって「カッコいい父親だった」と思ってもらえるよう

たくさんの経験をさせてあげられたら良いなと感じます。

子どもが我が家を巣立つ頃、また読み返して泣きたいと思います。

ポプラ社のYoutubeを見つけたので、まだ読んだことのない方はぜひ一度ご覧になってみてください。

何度見てもうるうるしますね。

父親として、子どもに何ができるのか考えさせられます。

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この記事を書いた人

25歳、29歳で長男・次男が産まれ、父親なりに育児を勉強し、携わってきた経験をお伝えします。
本業とは別に、ボクシングのトレーナーをしています。
建築士の資格を持つ奥さんに影響され、建築を勉強中。
大人になって読書の楽しさに気付く。
「過去に学び、伝える」をモットーにしています。

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