筆者はボクシングトレーナー歴10年です。
イメージとして、ボクシング=危険と考えていませんか?
親の立場から見ると「武道は習わせたいけど、殴り合うのはちょっと…💦」
そう考える方の心情はわからなくもないです。
結論から述べましょう。
有効なパンチを相手に当てるためにはどうすればいいのか。
適当に打てば当たるわけではなく相手の動きを予測し、足をつかって動きリズムを崩し、フェイントを交えて当てにいくのです。
相手選手も当てられたくないのは同じですからね。
攻撃の組み立て、左右に避けた後のフォローや重心がどっちにあるのかなど…
考えていることは意外と複雑。
武士道でいう心の”起こり”、動きの”起こり”を見極めることから勝負開始。
心理戦はもとより、人体のウィークポイントを知らなければ勝ちは掴めません。
メリット
それを踏まえてボクシングを習うメリットを列挙します。
1)危険回避能力の向上
相手のパンチを受けないように動きをよく見ることで、普段の生活における危険回避能力の向上が見込めます。
また、他の選手の良いところを盗もうとして研究熱心になり、広い視野で物事を捉えられるようになります。
2)〈痛み〉を知る
パンチは受けるのも打つのも痛いですよね。
痛みを知っていれば、課題にぶつかった時の解決策に『痛みを伴わない選択肢』を選ぶようになります。
3)肉体を鍛える
格闘技を習っている人は強くなりたいが為に体を鍛え、身体能力の向上に努めます。
特に体重制限のあるスポーツ選手は食べ物にも気を遣うことが習慣化され、健康的な生活が送れます。
4)ストレス発散効果がある
幼年期~青年期のストレスは、親との考え方の乖離から友達関係の悩みまで多岐にわたります。
自分の中に溜め込んでしまうタイプもいますよね。かつては私もそうでした。
弱い立場の人間に当たり散らし、物を壊したりと散々な結末しか見えません。
ボクシングはミットやサンドバックを叩くことで技術を習得していきます。
気持ち良くパンチを打てばストレスが解消されるのは明白ですよね。
おまけに身体を動かすことで”エンドルフィン”と呼ばれる“脳内麻薬”が分泌されます。
この麻薬は依存性がありますが、合法的なものなので喜んで摂取しましょう(笑)
5)人格形成の一助になる
ボクシングジムにはいろんな方がきます。
実生活では出会うことのないような人とそこで『出会い』、共に練習します。
価値観も違えば方言などで言葉の発し方すらも違うことがあります。
また、トレーナーとのコミュニケーションでは、挨拶や指導に対して素直に返答することが大事です。
「人に物事を教わる」大切さを学ぶことができます。
相手と対峙するスポーツなので懸念が多い方もいらっしゃるでしょう。
そこで、私の考えるデメリットと対処法は以下の通りです。
デメリットと対処法
やはり気になるのはデメリットですよね。
対処方法とともに見ていきましょう!
1)怪我をする ⇒ 予防策を講じる
スポーツをする上で怪我をすることは最大のデメリットといえます。
しかし、怪我を予防するに大切なことは前述したとおり【危機管理能力】や【身体を鍛える】ことでカバー可能です。
「生活していくうえで、ケガをするのを予防するために鍛える」と見方を変えましょう。
2)周囲の視線 ⇒ 人となりでカバーする
悪いイメージとして、注目を集めるために外見を派手に装飾する選手もいます。
プロの第一線で活躍している選手たちを見てみると、スポンサーがついているのをご存知でしょうか。
スポンサーがつくということは、相手に対してきちんと礼儀を払っている証拠です。
結論としては、「ボクシング選手として」だけでなく、「自身がどのように立ち振る舞うか」に尽きるのです。
まとめ
ボクシングを小さいうちから始めることで、
- 危険回避能力が向上する
- 痛みを知り、人に危害を加えない
- 肉体を鍛えて健康になる
- ストレス発散効果で成長に良い影響を与える
- 人格形成の一助になる
健康で活発な、礼儀の正しい子どもに育てることができます!!
最後に、戦国大名として名を馳せた『伊達政宗 公』の名言で締めましょう。
【義に過ぎれば固くなる。仁に過ぎれば弱くなる。】
正義や信念にとらわれ過ぎると頭でっかちになってしまう。
優しさや思いやりが過ぎると弱くなる。
なにごともほどよくこなせるよう、精神と肉体を鍛えておくと人生は明るくなります。
以上、ボクシングをオススメする理由でした。
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